米国政治
米上院、議会株取引制限法案を53対47の投票で阻止

上院はインサイダー取引禁止法の推進に必要な60票に7票足りず、事実上今議会での法案は廃案となった。
なぜそれが重要なのか
9月30日、米国上院はH.R. 7008(インサイダー取引停止法)に進む動議の閉鎖発動に53対47で反対票を投じたが、必要な60票には7票足りなかった。この法案は今議会で審議や最終採決には進められず、議員らは11月の中間選挙まで自由に個別銘柄を取引できることになる。
この法案は何をするのか
7月に共和党主導の下院で賛成232対198で可決されたこの法案は、議員とその配偶者、扶養している子供が上場企業の株式を購入することを禁じる内容となっている。そうすれば、既存の保有株を維持し、配当金をより多くの株式に再投資できるようになり、配偶者や子供が自分に代わって取引できるようになる。
民主党は全会一致で反対し、こうした抜け穴は本当の禁止ではない証拠だと呼び、法案に盛り込まれた連邦選挙での写真付き身分証明書の義務付けは「毒薬」だと激しく非難した。
民主党指導者のチャック・シューマー氏はこの法案を「汚職の許可証」と呼び、ジョン・チューン多数党院内総務はその条項が「米国民が深く懸念している問題の核心を突いている」と述べた。
次に何が起こるか
上院はまた、家庭用電気料金の引き下げを目的としたH.R. 9340料金支払者保護法についても、57対43で閉会請求を否決した。共和党は、両票が11月3日の中間選挙前の最後の数週間に民主党に対する新たな攻撃手段となることを期待している。
N環球 
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